エブリイなどの軽バンってバックドアが外側からしか開閉できないんですよね。

普段は何の問題もないんですけど。
車中泊すると内側から開け閉めできないのがとても不便に感じます。

そこで今回は、エブリイのバックドアを内側から開閉できるようにDIYすることに。

やり方をいろいろ調べてみたところ、みなさんチョークワイヤーを使ってやっているようです。

しかし、チョークワイヤーでやる場合はボディに穴を開ける必要があります。
でも金属ドリルで鉄板のボディに穴を開けるって、ちょっと心理的に抵抗ありますよね。

そこで、今回は穴を開けずにロープ１本だけで開閉できるようにDIYしてみました。

■エブリイのバックドアDIY

まずはバックドアの内張りを外していきます。

内張りの縁にあるクリップを外します。

このようなクリップを外す工具があるとやりやすいです。

クリップはこのようになっています。

クリップを全部外すと内張りが取れます。

内張りの裏側はこんな感じです。

中には黒いカバーがありました。

左右両側のツメを外します。

このカバーのツメはけっこう硬いです。

青い部分がツメです。

バックドアを開閉する仕組みが見れるようになりました。

外側からこのハンドルを持ち上げることでドアが開閉します。

上のワイヤーが下に引っ張られることで、ワイヤーの下側が右に引っ張られます。

下のこの部分が右側に引っ張られることでドアが開閉する仕組みになっています。

ここにロープを絡めて引っ張って開けれるようにします。

今回はこちらのキャプテンスタッグのカラーテントロープを使います。

ロープは何でもいいんですけどね。
カラーテントロープは見えてもオシャレ。
結びやすくてほどきやすいというメリットがあります。

下のワイヤー部分にロープを通しました。

この部分、幅が狭くて指が入りにくいです。

ワイヤーの先端の金具のところにロープを通します。

ロープがほどけないように結び目を作ります。

ロープの切断面がほどけないように火であぶって熱処理します。

ロープが擦り切れないように、金具のところをビニールテープで覆います。

ボディに穴を開けたくないので、クリップの穴を利用することにしました。

クリップの穴からロープを通します。

穴のところも摩擦を軽減するためにビニールテープで覆います。

これで内側から開けることができるようになりました。

次に、内側から閉める仕組みを作っていきます。

ロープを結んで団子状にしておきます。

上側のクリップ穴を利用します。

ロープで引っ張ると内側から閉めれるようにしました。

ハンドルを作ってみましたが、これだと閉める時けっこう手が痛いです。

カバーを戻します。

内張りも戻します。

クリップを戻すときは先端を浮かせた状態にして、はめた後に先端を押します。

閉める用の上のロープと、開ける用の下のロープを結びました。

これで内側からバックドアの開閉ができるようになりました。

■今回の記事のまとめ

エブリイのバックドアが内側から開閉できるようになりました。
穴をあけることなく、ロープ１本だけでDIYできました。

これで車中泊するときの利便性がUPしました。

特別な工具とかなくてもできるので、DIY初心者の方にもおすすめです。

車中泊される方はやってみてくださいね。